誰に感謝したっていい。
今週のお題「おとうさん」
こんにちは。
今週のお題は「おとうさん」という事ですが・・・16日は父の日なんですね。
私にとって父の日は、「改めて周りに感謝する日」です。
保育園や幼稚園、イベント、児童館等で、
父の日のプレゼントを作ったり、絵を描いたりした経験はありますか?
今でこそ、母子家庭や父子家庭、様々な家庭の形があって、
母の日、父の日はデリケートな問題にされがちな気がしますが・・・
商戦は別として、そもそも今、そういうイベントをやるのかも不明。
私は母子家庭ですので、そのイベントがとても窮屈でした。
幼い頃は、そういう家庭環境に肩身が狭いと感じていました。
それは自らそう思ったのではなく、母が近所の方と話している内容を理解していたからです。
(大人はもう少し、子供が賢いという事を理解してほしいものです)
保育園で先生に「どうしたらいいですか?」と聞けなくて、悩みました。
「おとうさん ありがとう」というたった10文字を贈る相手がいない人は、どうしたらいいのか。
先生は少数。それに対して生徒は大勢。
そんな中、私に構ってる暇なんてない。
忙しい事は理解していたし、頼ろうとも思わなかったんです。
どうしよっかな~と考えに考えた結果、あ、お兄ちゃんにしよう!と思いました。
理由は簡単です。男性だから。そして、お兄ちゃんが大好きだから!!
(結局保護者にという事だったので、気づいた先生からお母さんに渡そうねと言われ、書き直しましたが。笑)
そしてそう思ったら、なんだか心がすっとしました。
「かわいそう」も「くろう」も、なんとかなるのかな?と。
「だいすき」があれば、「おとうさん」じゃなくても、
今日はありがとうって言っていいんだと。
小さい頃そう思えた私はきっと単純で、純粋だったんだと思います。
お兄ちゃんが、父の代わりに可愛がってくれていたのも事実です。
それから数年経ち、支えてくれる人の存在が大きくなりました。
「母の日」はもちろん、女手ひとつで育ててくれた母に。
「父の日」は、支えてくれるすべての人に感謝する日にすればいい。
単純なのはきっと変わってないのかもしれませんね・・・!
でもこの単純さで、私は私を救ってきました。
卑屈になっている人も、いると思います。
でも「母の日」「父の日」なんて、名ばかりです。
ていうかなんでこの日に名前がついたのか、改めて考えると分かりませんね。
バレンタインデーとホワイトデーみたいなポジションなのか??
まあでも、感謝できる相手は周りにいると思います。
その周りはネット上でもいい。
投稿を見てくすっとした人でもいい。
灯台下暗しという言葉通り、本当は近くにいるかもしれない・・・
そんな人に「今日は父の日だから!!」と、意味の分からない理由をつけて、
普段言いづらい感謝の気持ちをツンデレ風に伝えるのもアリですよ~
誰に感謝しようが、自分が決めることです。
私は今年も姉と兄に、スタバのLINEギフトを添えて伝えます。
「ありがとう だいすき」
文字数は減っちゃうけど、気持ちはいっぱいありますから!!